実生の勧め:赤松

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代々木公園で拾った赤松(多分:周りに他の松はなかったので)の松笠から種を採取して、どうなるんだろうと試しに撒いた種の根が動いて、茎をだし、子葉を広げた。:-) 

 

赤松 葉を広げた子葉を真上から 赤松の子葉三兄弟 まだ種の帽子を被っている

 赤松の子葉は見慣れた双葉ではなく、六つに広がっている。このような子葉を公園などで見つけても、松だとは思わないのではなかろうか。

 

昨日までは種の帽子を被っていたのだが、今朝、帽子を脱ぎ捨て子葉を広げた。まだ、広がりきらずに葉の先がしわしわとなっている。蝶やトンボがサナギから出て、羽を広げる前のように見えるだろう。

 

種を撒いてからおよそ10日前後で種にすき間ができて、そこから根が出てきた。それから一週間ほどで、子葉を広げたのだが、その前の種の帽子を被っている姿も愛らしい。最初は種が重たいので茎は曲がって、腰曲がり状態。

 

それが、日に日に、腰を伸ばし始めて、次に種の帽子を脱ぎにかかる。これは、この春に大挙して生えてきたハナミズキ、ナンキンハゼなども同じである。

 

どんぐり(スダジイ)、タブノキ、チャノキなどは種が大きいので、さすがに種を持ち上げる力はないようで、種が割れて根が出て、そこから茎が出て子葉が出てくる。

 

さて、赤松に戻って、松の種は光好性であるらしい、松笠から種を採取したら、土に撒いて陽の光があたる場所に置き、土が乾かないよう水をやれば、3週間ほどで、こんな姿を見ることができる。

 

この後は盆栽に仕立てても良いし、赤松林を作って松茸栽培をしても良いだろう。:-)

 

但し、地上に落ちている松笠は殆どの場合、既に種が飛び散っている。地上遙かの枝にくっついてまだ硬い松笠が手に入れば、それを適当な箱に入れて自然に松笠が開くのを待てば、良い種が手にはいるのだが、公園の松の木に勝手に登って松笠を取ってはいけない。

 

知人の庭に生える松から松笠を頂くか、偶然、まだ開ききらない松笠が何かの拍子で落ちて来るのを待たなくてはいけない。家宝は寝て待て。でも、こまめに探せば、運が良ければ手にはいるだろう。

 

胡麻粒ほどの小さな種から、出てきたばかりの子葉であってもこの大きさになる。まことに持って植物の力は凄い。こんな、植物の力強さとか、愛らしさを体験してみては如何だろうか。

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